生命保険を決める前に知っておきたいコト
生命保険で家計のリスクを軽減するために |
保険のかたち | 医療保障の考え方 | 死亡保障の考え方 | 老後保障の考え方 |
1.主契約と特約 | 1.病気やケガに必要な保障は? | 1.定期保険を考える | 1.個人年金が必要なわけ |
2.終身保障と定期保障 | 2.がん保険加入者が多い理由 | 2.終身保険を考える | 2.介護保険 |
3.保険料の支払い方 | 3.学資保険は貯蓄?死亡保障? |
生命保険で家計のリスクを軽減するために > 死亡保障の考え方 > 学資保険は貯蓄?死亡保障?
学資保険とは
子ども一人が大学卒業までにかかる学費は、平均でゆうに1,000万円を超えています。実際には義務教育後、高校からの費用が嵩んでくるわけですが、この高校入学時、さらに大学入学時や在学時に、それまで払い込んでいたお金を学資として受け取れるようにプラン設計されているものが学資保険です。
学資保険の効用
一般的に学資保険は、預貯金に利息を付けた金額よりも戻ってくる金額が多いというところがメリットのひとつではあります。 しかし、もっと大きなメリットは、契約者(親)が死亡または高度障害状態などになった場合、それ以後の保険料の支払いは免除される特則を付けることができるという点です。もちろん、この場合も将来受け取る予定だった金額が減額されるということはありません。つまり、学資保険は死亡保障も付けることができる保険ということになります。
最近では、親ではなく、おじいちゃんやおばあちゃんが可愛い孫のために学資保険に入ってあげているケースが増えているようですが、この場合は残念ながら保険料の支払い免除の特則は付けられないのがふつうです。