生命保険を決める前に知っておきたいコト
生命保険で家計のリスクを軽減するために |
保険のかたち | 医療保障の考え方 | 死亡保障の考え方 | 老後保障の考え方 |
1.主契約と特約 | 1.病気やケガに必要な保障は? | 1.定期保険を考える | 1.個人年金が必要なわけ |
2.終身保障と定期保障 | 2.がん保険加入者が多い理由 | 2.終身保険を考える | 2.介護保険 |
3.保険料の支払い方 | 3.学資保険は貯蓄?死亡保障? |
生命保険で家計にリスクを軽減するために > 老後保障の考え方 > 個人年金が必要なわけ
公的年金支給前の補完として
男性で昭和36年4月2日以降に生まれた人と女性で昭和41年4月2日以降に生まれた人の公的年金の支払開始は、65歳に引き上げられることが決定しています。 一方、サラリーマンの定年は延長や再雇用の形態で延びる方向にはあるものの、退職と公的年金支給開始との間に収入の空白期間が生じるかもしれないという不安はぬぐえません。この収入の空白期間に個人年金を受給できるように個人年金保険を準備しておけば安心ですね。年金を受け取る期間に応じた5年確定年金や10年確定年金などがよいでしょう。
公的年金支給額の補完として
たとえば自営業の場合、定年はないものの公的年金は基礎年金しかないために、サラリーマンに比べると少額となってしまいます。その不足額を補完することを目的として一生涯受け取ることのできる終身年金保険というものもあります。
自己防衛手段として
上記2例は個人年金保険の典型的な活用法ですが、わが国の少子高齢化はとどまるところを知らず、公的年金制度そのものの見直し、流動化が避けられない情勢です。 自己防衛手段として個人年金保険を考えることも必要なのかもしれませんね。