生命保険を決める前に知っておきたいコト
生命保険で家計のリスクを軽減するために |
保険のかたち | 医療保障の考え方 | 死亡保障の考え方 | 老後保障の考え方 |
1.主契約と特約 | 1.病気やケガに必要な保障は? | 1.定期保険を考える | 1.個人年金が必要なわけ |
2.終身保障と定期保障 | 2.がん保険加入者が多い理由 | 2.終身保険を考える | 2.介護保険 |
3.保険料の支払い方 | 3.学資保険は貯蓄?死亡保障? |
生命保険で家計のリスクを軽減するために > 保険のかたち > 保険料の支払い方
月払と年払
保険料の支払い方法としては月払が一般的です。毎月決められた日に顧客の預貯金口座から保険料が引き落とされる方法です。
また、年間の保険料を1回で前払いしてしまう方法が年払です。毎年の支払い日が決まっていて、月払よりは割安になります。 このほかに半年払等もあります。
払済
払済とは、あらかじめ決められた時までに前納してしまうことをいいます。 たとえば、一生涯の保障で60歳払済といえば、60歳までに保険料を払い終えてしまうことをいいます。それ以降の保険料は支払う必要はなく、保障は一生涯続くというものです。当然、一生涯保険料を支い続けるよりも1回の支払額は高くなりますが、高齢となってからの経済的負担を軽減させるのに効果的です。
さらに、前納の典型的な支払形態に全期前納というものがあります。 これは、1回にすべての保険料を前納してしまうことで、以降の保険料は一切かかりません。たとえば、200万円の終身の死亡保険で全期前納額150万円を支払ってしまうというようなもの。加入年齢によって割引額は違いますが、家計に余裕がある場合には一考の価値があると言えますね。
また、保険商品によっては将来支払う保険料を一定の年齢以降、半額にするタイプも用意されています。これも、一定年齢以降の経済的負担を軽減させるものです。 たとえば、65歳までは割高な保険料を支払い。65歳以降はそれまでの半額の支払額に移行させるというもの。会社の定年に合わせるなどすれば、有効な方法ではないでしょうか。